20日に新潟県上越市で開店する「無印良品 直江津」の内覧会が14日にあった。約5千平方メートルに及ぶ直営部分の売り場面積は、国内外にある全976店で最大級。家具や雑貨を住空間で体感できる住宅ショールームを国内店で初めて設けたほか、食料品やアウトドア商品など幅広い品ぞろえの大型店となった。
「無印良品」を展開する良品計画(東京都豊島区)の金井政明会長は、「年代を超えて大勢の人が昔から集っていた場所を再度つくりたいと考え、進出した。東京向けの施設ではなく、地域と一緒に元気になるために、街づくりに巻き込まれていくつもりだ」とあいさつした。
開店するのは、直江津駅に近い中心市街地にある直江津ショッピングセンター・エルマール内。昨年、スーパー大手・イトーヨーカドー直江津店が撤退し、一部は空き店舗となっていた。
新店舗では、無印良品で扱う約7千品目のほぼ全品がそろう。上越地方の伝統食材や味覚などを取り入れ、カレーや麺、定食、スイーツが味わえる「なおえつ良品食堂」(160席)や、JAえちご上越の組合員が納品した農産物などを並べる「市場」もある。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル